アールオーアイ, アクセスログ
アールオーアイ<ROI>とは
アールオーアイ<ROI>とは
ROI(Return On Investment)とは、投資対効果の意味で、投資した資本に対して得られる利益の割合になります。企業の事業や資産、設備の収益性を測る指標として一般的なものですが、Webマーケティングでも利用できる重要な指標であります。
ポイント
ホームページ制作費は逆数で資金回収期間を導き出すようなことも可能ですが、リスティング広告においては直接的な広告投資ですので、ROIの視点は必ず必要になってきます。弁護士の人数が多くなってきて暇な場合は遊ばせておくよりもよいという事でROIが低くても広告を出し続けるケースもあります。また、支店展開をした場合、1支店で広告を出すよりもユーザーに選んでもらえる可能性が高まります。つまり同じ10万円の広告費で受け皿が複数あるわけなので、問い合わせ数は増えROIが改善するケースを多く見かけます。
法律事務所でも歯科医院でも同様ですが、近いとこをに行くほうが可能性は高いのですが、支店開設の効果としては当然のことですが、支店どおしが近い場合は広告の掲載エリアがダブることになり、広告費は倍にはならないが問合せは倍になるようなイメージです。2支店持った場合。2つの支店に挟まれたエリアというのは、どちらにも行けるということで非常に競争力を持つエリアになります。
アクセスログとは
アクセスログとは
Webサーバへのアクセスに関する情報を記録したもので、アクセス元のIPアドレス、アクセス元のドメイン名、アクセスされた日時、閲覧したWebページのURL、訪問者のWebブラウザ名・OS名などの情報が分かります。このアクセスログを解析するツールとして無料で使えるものでGoogleが提供するGoogle Analytics(グーグル アナリティクス)というものがありますが、このようなツールを利用して日々アクセスログを見ていきます。ホームページの目的としては問い合わせを受けることですのでその観点からウォッチしておかなければいけない点はアクセス数、ユーザの動き、検索キーワードになります。
ポイント
ホームページの運用において重要なのはターゲットを決めた上でのアクセスアップですので、1日200人のアクセスがあって1日1回の無料相談の申し込みがあるより、1日50人のアクセスがあって1回の無料相談の申し込みがあるほうが目指すべきホームページであることを前提にすることです。ターゲットが曖昧なホームページは、リアルな店舗に例えるとたまたま店の前を通ったので入ってみたというような動きをするので、弁護士事務所のホームページを育てる上であまり参考にならないデータになります。そして改善する方向が分からなのはいまま、とにかくアクセス数を維持しなければいけないので、非効率な運用になってしまいます。
普通、女子高の前で仏壇のチラシを配って、たまたま女子高生のおばあさんが一緒にいれば仏壇が売れるだろうという発想をしないと思いますが、何でもいいからチラシを配ってこい(何でもいいからアクセスを上げろ)というのは、そもそもナンセンスで、その店のターゲット層以外の人がお店に間違って入ったとしてもすぐに出ていくので滞在時間が下がり、お店の評判(Googleの評価)も下がります。妥当な数の重要ターゲットが居て、通る場所を想定して、確実にチラシを渡すすことのほうが重要です。
ホームページが対象としている層のユーザが、想定どおりのキーワードで想定どおりの動きをしているかどうか。アクセス数の動向は順調に推移しているか。この点を見続けるようにしてください。