コンバージョンレート, 5:25の法則, ケーピーアイ
コンバージョンレート<CVR・Conversion Rate >とは
コンバージョンレート<CVR・Conversion Rate >とは
コンバージョンレート(CVR・Conversion Rate )とは、サイト訪問者のうち法律相談に申し込んだり、資料を請求したりするなどのホームページ運営者が意図した行動を取るに至った割合のことを言います。コンバージョン数をページアクセス数で割って算出します。
ポイント
コンバージョンの用語説明でも触れましたが、アクセス数が伸びてもコンバージョンを取れなければ意味がありません。当社が関わった事例の中で、アクセス数を狙いどおりに拾えたのにコンバージョンを取れなかったので、実際の到達キーワードを分析してホームページのコンセプト自体を変えてしまったケースがあります。
仮説でホームページの対象を絞った上でキーワードを設定して、実際に狙いどおりのキーワードでのアクセスが多数あるにもかかわらずコンバージョンがない場合はランディングページの改善を行いますが、それでも結果が出ない場合はコンセプトチェンジを考えたほうがよろしいかもしれません。ホームページは変わっていくものですので、初期のかたちにこだわる必要はございません。
コンセプトチェンジは、全く別のカテゴリに変えるわけではないので、アクセスデータを基にリニューアルしていくと意外にうまくいくことがあります。問題点が明確であればホームぺージ制作会社も作りやすいので、一度失敗してもリニューアルを試してみるいうのも手です。
5:25の法則とは
5:25の法則とは
顧客離れを5%改善した場合、利益は最低でも25%改善されるという法則のこと。
ポイント
企業法務など顧問契約を増やしていくと事務所の月々の経営は安定しますが、現在の社会状況で弁護士が新規のクライアントを獲得するのには容易ではありません。獲得したクライアントが離れないように様々な努力をすることが必要となります。いずれにせよ顧客離れを防ぐ努力は新規の顧客を獲得するコストに比べればはるかに低いということを頭に入れて、レスポンスが遅くならないように気を付けるという点、依頼者の要望を十分に理解しているかという点などコミュニケーションには十分注意しましょう。ほとんどの場合十分なコミュニケーションが取れていれば満足度は低くならないはずです。
YDNやGDNといったYahooやGoogleのバナー広告がありますが、新規の顧客の向けて広告を発信するということ以外に、既存の顧客に忘れられないように、または既存の顧客に新規のメッセージを与えるために発信することもあります。
ケーピーアイ< KPI >とは
ケーピーアイ< KPI >とは
KPIとは、Key Performance Indicatorの略で、重要業績指標と呼ばれるものです。抽象的な目標があった場合に、それを具体的な数値目標に変え、その過程を見ることで適切な改善策を講じられるようにする。
ポイント
アクセス数の増減だけを漠然と見ていても改善のヒントは見つかりませんので、まずはホームページの目的を明確にします。弁護士事務所の場合ホームページ来訪者のうち法律相談の申し込みをした割合が最も重要な指標となりますので、法律相談の申し込みををKPIとすることが多くなります。
特に重要なのはSEOキーワードの設定で、数字を見ながら中期で変えていかなければいけないものです。来訪者に対して法律相談の申し込み数が少ない場合は、サイトの立ち位置と特定の関心を持つユーザとをつなぐキーワードにミスマッチがあるかもしれません。せっかく検索エンジンの順位が3位以内に入っていてアクセス数も多いのに法律相談に結びつかないのであればキーワードの設定を変えていかなければなりません。もしくは検索順位の高いページからリンクする新たなランディングページを検討していくことになります。
また、アクセス解析でナビゲーションに問題があると判断した場合は適切に変えていきましょう。