スマートフォン専用ホームページ, スマホ対応
スマートフォン専用ホームページ
スマートフォン専用ホームページ
「スマートフォン向けホームページ」「スマホサイト」等、決まった言い方がある訳ではありませんが、一般的な認識では、PC向けホームページをスマートフォンユーザーの為に最適化したページを言います。
ホームページのURLの終わりに「/sp/」と付くケースが多いです。
スマートフォン専用ホームページのURLの例
- PC向けホームページ:http://www.○○○.co.jp/
- スマートフォン向けホームページ:http://www.○○○.co.jp/sp/
スマートフォン専用ホームページのメリット
スマートフォンはPCよりも画面サイズが小さい為、スクロールせずに見える範囲が限られます。
従って、PC向けホームページをスマートフォンで見せると情報過多になりがちですが、専用ホームページでは必要な情報のみ見せる事が出来ます。
また、文字や画像のサイズもPC向けホームページの縮小版では無い為、読み易くミスタップを減らす事も出来ます。
リスティング広告のランディングページの様に見せ方(アピール力)が大切なホームページの場合、スマートフォン専用ホームページは向いてるケースもあります。
※ホームぺージ運営の立場ではレスポンシブWebデザインというPCとスマホで表示が入れ替わる作りが推奨されていますので、近年スマートフォン専用サイトの数はぐっと減ってきました。
スマートフォン専用ホームページのデメリット
ホームページの作り上は独自ドメインの配下にスマートフォン専用のフォルダが作られ、htmlファイル・cssファイル・画像ファイル等が入っているイメージになります。
従って、PC向けホームページとスマートフォン専用ホームページと、中身が同じコンテンツが2種類以上存在する事になります。
頻繁にホームページを更新される場合は、PC向けホームページとスマートフォン専用ホームページの両方のページを毎回更新する必要があります。
スマートフォン専用ホームページのデメリットのカバーが出来るレスポンシブウェブデザインがありますが、レスポンシブウェブデザインではスマートフォン専用ホームページのメリットを欠いてしまいます。
自分のホームページはスマートフォン専用ホームページが良いのかレスポンシブウェブデザインが良いのか検討をする必要があります。
スマホ対応
スマホ対応
現在はラベルが廃止されましたが、スマートフォン端末を使いグーグル検索を行うと、検索結果のURLの下に「スマホ対応」と書かれている時期がありました。また、その後にGoogleのモバイル版の検索結果はモバイル版Googleの独自検索結果を表示することになった経緯がございます。
「スマホ対応」のラベルが付いている状態をグーグルはモバイルフレンドリー(mobile friendly)と呼びます。
モバイルフレンドリーは2015年4月から検索結果のランキングを決める要因として導入される事になりました。
グーグルは、モバイルフレンドリー(スマホ対応)が適する条件を下記の様に説明していますが、下記の条件を満たしたとしても必ず適用される訳では無い為、注意が必要です。
モバイルフレンドリー(スマホ対応)が適用される条件
- 携帯端末では一般的でないソフトウェア(Flash など)を使用していないこと
- ズームしなくても判読できるテキストを使用していること
- ユーザーが横にスクロールしたりズームしたりする必要がないよう、コンテンツのサイズが画面のサイズと一致していること
- 目的のリンクを簡単にタップできるよう、それぞれのリンクが十分に離れた状態で配置されていること
※グーグルウェブマスター向け公式ブログより抜粋