モバイルファースト, マルチデバイス

モバイルファースト

モバイルファースト

モバイルファーストとは、ホームページを作成する上で注意しなければならない要素です。
従来のホームページは、PCによるアクセスが大多数を占めていましたが、スマートフォンやタブレットの普及により、現在ではモバイル端末が占める割合が非常に多くなっています。
モバイルファーストの考え方では、モバイル端末によるアクセスを前提としてホームページの作成に当たります。
モバイル端末によるアクセスを前提とした場合、レスポンシブウェブデザインのホームページにするべきか否かが初めに考える事になります。
もしも、ホームページのコンテンツがモバイル端末からのアクセスに沿っていない場合は、レスポンシブウェブデザインのホームページにする必要はありません。
しかし、現在は士業事務所のホームページもモバイル端末による閲覧が非常に多くなっています。
また、取り扱い分野によりモバイル端末の占める割合が変わる傾向もあります。
いずれにしても、今後はスマートフォンやタブレット等のモバイル端末によるアクセスを視野に入れる必要があるでしょう。

マルチデバイス

マルチデバイス

マルチデバイスとは、PC・スマートフォン・タブレット等の様々な端末（デバイス）から、インターネット上のコンテンツやサービスを利用する事が出来る仕組みを言います。
スマートフォンやタブレットの急速な普及により、ホームページにもマルチデバイス化が求められています。
スマートフォン（タブレット）は、PCと同じ状態でホームページを閲覧する事が可能ですが、PCの大きい画面とマウス操作、スマートフォン（タブレット）の小さい画面とタップ操作では、使い勝手に差が出ます。
使い勝手が悪いホームページは閲覧ユーザーが離脱してしまう為、スマートフォンユーザーに対するホームページの最適化は非常に大切になります。
スマートフォンユーザーに対するホームページの最適化の例として、スマートフォン専用ホームページやレスポンシブウェブデザインが挙げられます。

スマートフォン専用ホームページの特徴

スマートフォンユーザーに最も適したデザインが可能ですが、PC用のページとスマートフォン用のページを作らなければならず、頻繁に更新する場合は手間が掛かります。
また、リスティング広告のランディングページの様な訴求力が大切なページにも向いています。

レスポンシブウェブデザインの特徴

ブラウザの画面サイズにより自動的に配置を変更する為、PC向けページとスマートフォン向けページの様に中身が同じページを複数用意する必要は無く、検索エンジンに対してもページとURLが1対1の為、スマートフォン専用ホームページと比較すると有利になります。
但し、デザインの自由度は低くなり、スマートフォン閲覧時でもPC向けホームページと同等のデータを読み込む為、ページの速度は遅くなる可能性が高いです。